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ケアブログ~白髪について~
2011.07.28
☆白髪について☆
まずは、白髪になる仕組みをお教えします!
実は、毛母細胞が作り出した髪の毛自体には、
色はありません。白髪です。
それでは、なぜ日本人の髪は黒色をしているのでしょうか?
もともと白髪の頭髪が色づくのは、
毛髪が頭皮内で成長する過程で、
メラノサイトという色素細胞が作り出したメラニン色素が、
毛髪内に取り込まれることに因ります。
メラノサイトは毛髪の成長に合わせて、
その数やメラニン合成能力が変化し、
生え変わり時には数が激減しますが、
新しい髪が生え替わる際に、
新しく賛成され、
毛乳頭のまわりに増殖していきます。
しかし、老化や病気などによりメラノサイトの働きが悪くなると、
髪が生えかわる時に、
毛乳頭のまわりにメラノサイトが再配置されなくなったり、
メラニン色素を作れなくなってしまいます。
メラニン色素を取り込めなくなった毛髪においても、
毛母細胞の分裂が増えていれば、
髪の毛は伸び続けます。
こうして、メラニン色素を含まない毛髪、白髪が生えてくるのです。
『ストレス→血流が悪くなる→メラノサイトの減少→白髪』
次は、メラノサイトの働きが衰える理由・白髪の出来る理由についてお教えします!
●遺伝
白髪の発生は、遺伝によることが分かっています。ただし、詳しいことは
未だ解明されていないのが現状です。家族が白髪でも、諦めないでください。
●加齢
毛髪は毛髄質、毛皮質、毛表皮の3つの透明な層からできています。
この透明な層を通して見えるメラニン色素が、髪の色を決めています。
実はこのメラニン色素の生産に必要なチロシナーゼという酵素の働きは、
40歳前後から衰え始めることが分かっています。
チロシナーゼの働きが鈍り、作られるメラニン色素が減少するために、
加齢に伴って、頭髪は白髪になっていくのです。
●生活環境
頭皮もお肌の一部です。顔の肌や体の肌と同じように、頭皮もまた、
気温や頭皮の清潔さ加減、保水力の有無、食生活などの生活環境によって、
その健康状態が変わってきます。
頭皮を取り巻く生活環境が悪いと、当然そこから生えてくる髪の質も悪くなり、
白髪も増えていくのです。
過剰なダイエットも、白髪を引き起こします!!
●病気
慢性の胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺疾患などの病気で、
急に白髪が増えることがあります。
頭皮が尋常性白斑(皮膚の一部が白くなる病気)になると、
その部分の毛髪が白髪になることもあります。
円形脱毛症が治ったあとに生えてくる毛が白髪であるケースもあります。
このように病気が、白髪を誘発することがあります。
●ストレス
苦労すると白髪が増える、とよく言われますが、実際にストレスと毛髪の関係は
とても緊密です。身体にストレスがかかると、毛細血管が収縮してしまうため、
毛母細胞の働きが弱まります。
この場合、白髪が増えるだけでなく、抜け毛が増えたり、
髪が細くなることもあります。
まだまだ続きます☆
次回は、白髪の予防や、対策についてです!!
お楽しみに♪
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